フォトフラッシュ

開業初期(1949年)の旅館「箱根小涌園」の玄関(現=蕎麦 貴賓館)

設計監督は皇居「明治宮殿」の建設でも知られる今井平七が手がけ、当時「苗字帯刀」を許された宮大工によって建築された。床下には箱根特有の湿気による腐食を防ぐため、一尺近い厚さの炭が敷き詰められている。窓ガラスには職人が一枚一枚丹精込めて造った手すきガラスが当時から使用されており、窓越しに見る景色の波打ちは「この上ない情緒を感じる」と評判になる

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箱根小涌園「天悠」(箱根町二ノ平)は、休業していた国登録有形文化財建造物を活用した「蕎麦(そば) 貴賓館」を9月16日に再オープンする。

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