箱根エリアで旅館5店舗と飲食店2店舗を運営する金乃竹（箱根町）は、2023年7月に10周年を迎える「金乃竹 塔ノ澤」の敷地内に、本格的な鉄板焼の店舗「鉄板焼 禅」を7月14日に開業する。14日から8月31日までの期間で宿泊客を対象に夕食時の鉄板焼コースへのアレンジを、通常10,000円のところ半額の5,000円で提供する。「大人の解放区」をコンセプトにする「金乃竹 塔ノ澤」。サービス・空間・環境の全てにおいて線を引かない「ノーラインリゾート」をテーマに、10年で10万5000人が来館するなどにぎわいを見せている。厨房を預かるのは、シェフ田坂。小田急ホテルリゾーツでフレンチを学んだ後、30歳過ぎに鉄板焼の名店カワムラに入社。当時の師から厳しい指導を受け鉄板焼の技術を学び7月から金乃竹リゾートが運営する「鉄板焼 禅」のシェフに着任している。田坂さんは「鉄板というのは料理界では特殊な業種です。ただ料理を作るだけではなく、お客様とのコミュニケーションを通じて料理をはじめ全体の評価がされます。鉄板の前でお客様を出迎える仕事の原点はお客様の笑顔であり、そのために料理だけではなくコミュニケーション、空間、技術・所作を大切にして非日常を演出したく考えています」とコメントする。