小田原に拠点を置く湘南ベルマーレフットサルクラブ（大井町上大井）は、「差別や偏見がなく、誰もがその人らしく暮らせる社会の実現を」ともに生きる社会かながわ実現に向けて、神奈川県及び社会福祉法人一燈会（二宮町一色）と連携協定を締結した。協定の締結により、相互連携と協働の活動を通じて、共生社会の実現に向けた取組を推進していくことになる。湘南ベルマーレフットサルクラブの佐藤伸也代表取締役社長は「私たちは、これまで一燈会とのパートナーシップの中で、農福連携にスポーツを掛け合わせた『ベルファーム』事業を推進してきた。そして神奈川県とも『ともに生きる社会かながわ憲章』を軸としたイベント交流を行ってきた。この度、三者の強みを活かし連携を図ることで共生社会の実現に向けた取組をより一層推進していくこととなる。クラブ活動を通じて、障がいのあるなし、性別や国籍や文化の違い、社会的不平等など様々なシーンに出会う。多様性の尊重と受け入れる心を持つことや、社会的正義の実現は大切でもあり、かつ簡単ではないこと。クラブミッションでもあるChance & Empowermentを実践して、チャンスを作りチカラを引き出すことで実現に近づけていきたい」と意欲を見せた。写真は締結にサインする（左より）一燈会 山室淳理事長、湘南ベルマーレフットサルクラブ佐藤伸也社長、神奈川県黒岩祐治知事。