南足柄市千津島の長井清高さん宅の庭に咲く7種類40本の藤が、昨年より1週間ほど遅く見頃を迎えた。今から50年ほど前、父親の故・長井高平さんが山から移植した藤。藤棚を作らず立ち木造りで自然のまま育てているため本来の藤の姿を見られ訪れる人も多い。「自然に咲く藤の花を見て感動した。個人のお宅でここまで手入れしていることにも驚きを感じる。良いものを見せていただき感謝」との声も。藤の花の色が、青空、雲、背景と融合して輝かせ、今週末から連休半ばまで楽しむことができると予想されている。（撮影＝小澤宏さん）