神奈川県の西端「湯河原」から東端「元住吉」まで歩き通す「湯渡し神奈川100kmウォーク」が3月15日から16日にかけて行われ、低気圧の接近による雨天の中、500人の参加者はゴールとなるモトスミブレーメン通り商店街住吉神社（川崎市中原区木月1）めがけて健脚ぶりをみせていた。15日13時に湯河原の万葉公園湯河原惣湯（湯河原町宮上704）を出発。先頭グループは16日の早朝、4時に最後のエイドステーションのある横浜市内の六角橋商店街を通過し、5時50分にモトスミブレーメン通り商店街住吉神社にゴールした。一番にゴールした小田部冬彦さん（ゼッケン＝132）は「完歩できてうれしい。挑戦して良かった。鎌倉を通過しているときに雨が強くなり坂も多く苦労した。成し遂げたという充実感がある」と笑顔を見せる。数多くの100kmウォークに参加し経験の多い小田部さんは、余裕を持って完歩証を受け取っていた。