神奈川県が地域企業の優れた取り組みを評価する「2025神奈川がんばる企業エース」に箱根で温泉旅館を運営している創業1630年の「株式会社一の湯」(箱根町）が認定された。「神奈川がんばる企業」認定は、神奈川県が地域経済への貢献や優れた取り組みを行う県内企業を選出する制度。特に優れた取り組みを行う企業に贈られる上位認定が「神奈川がんばる企業エース」となる。株式会社一の湯は、2017年にも認定されており、今回で以来2度目。地域資源を生かした価値創出、従業員の働きがい向上を図る仕組みづくり、そして老舗としての伝統を守りながら進めてきた業務改革の総合力が高く評価されての認定となる。認定を記念して、宿泊者向け特別プランとして「湘南ゴールドリキュール付き宿泊プラン」を期間限定で販売する。株式会社一の湯の小川尊也代表取締役社長は、「2017年以来、再びエースとして評価いただけたことを大変光栄に思う。一の湯は創業395年の歴史に甘んじることなく、地域資源の活用、従業員の働きがいづくり、業務の標準化など、多様な改革に取り組んできた。今回の認定を励みに、これからも宿泊の常識を変えるという理念のもと、お客様・従業員・地域の皆さまがより幸せになれる宿泊施設づくりを進めて行きたい」とコメントを発表した。写真は「神奈川がんばる企業エース2025」認定式の様子。株式会社一の湯 代表取締役社長 小川尊也（左）、黒岩祐治神奈川県知事（右）。