小田原のIT関連企業「はぴふる」(小田原市久野)が10月、台湾・香港からの訪日客誘致サイト「楽吃購(レッツゴー)日本」の第2弾として京都版を開設した。
同社は、ターゲットを台湾や香港などの中国本土を除く中華圏に限定し、フェイスブックを連動させた日本観光サイト「楽吃購(レッツゴー)日本」大阪版を運営している。ファン数が20万人を超え、アクセスも好調に推移しているため、要望の多かった京都版を立ち上げた。
同社の新規の事業として取り組む訪日客誘致サイト。リーダーの吉田皓一さんは中国語に堪能で、台湾や香港の多くの人との人脈や台湾での経験を生かし、中華圏ユーザーが望む情報に特化して情報発信を行ってきた。
京都版の開設は現地での要請が多く、日本の文化を知りたい、和風の情緒を堪能したいなどのニーズに対応。現在、京都版には200社以上の協賛社が情報を掲載している。