フリーランスのためのコワーキングスペース「旧三福」(小田原市栄町)で1月26日、「高松のホンモノの暮らし」をテーマに高松で完全予約制の古書店「なタ書」を営む藤井佳之さんのトークイベントが開催された。
宿泊施設だった場所を改装した完全予約制の同店。店主の藤井さんは民放のドキュメンタリー番組の制作や、大手出版社の新規プロジェクトの立ち上げなどを行っていたが、「沖縄とかで暮らしたら楽しそうだ」と退社。沖縄に行く途中で実家に立ち寄り、そのまま高松で同店を開いた。今年で8年目になるという。
当日、藤井さんは高松の暮らしについてや体験したことなどを交えて話した。参加者からは「なぜ高松で古書店を始めることにしたのか?」「古書店での本の並べ方は?」「移住した高松の満足度は?」などの質問に丁寧に答えた。
「旧三福」代表の山居是文さんは「面白いことをやっている方の話を聞くことが有意義だった。小田原のみならず、東京や埼玉などからも来場いただき盛況だった。今後も内容の充実した企画を実施していきたい」と話す。