小田原・足柄地域の多様な職業の人たちが集い地域の発展を目指す「小田原足柄異業種交流勉強会」は6月9日、田んぼアートに挑戦する。
毎年、都市農業の支援のひとつとして田植えイベントを実施してきた同会。今年はメンバーからの要請もあり、古代米の稲の色を利用して田んぼに絵を描く「田んぼアート」を行う。初めての挑戦であるため簡単な図柄を選ぶ。
使用する田んぼは、東京方面から新幹線で国府津山のトンネルを出てすぐの左側に広がる地域。この場所は、御殿場線や国府津山からも見ることができ、地域の散歩道にもなっているため多くの目に触れる機会も多いという。
田んぼアートの作業前に、報徳二宮神社の協力で「お田植え祭」も実施。稲作の成功と豊作を願うという。同会代表の志村成則さんは「各地にある田んぼアートを参考にしてノウハウを学び、小田原ならではのアートにしていきたい。『ようこそ小田原へ』の気持を表していければ」と話す。
実施時間は8時~12時。雨天決行。