小田原・足柄地域の多様な職業の人たちが集い地域の発展を目指している「小田原足柄異業種交流勉強会」が6月に田植えを行った稲が順調に育っている。
都市農業の支援の一環で実施された田植え。今年はメンバーからの要請もあり、古代米の稲の色を利用して田んぼに絵を描く「田んぼアート」に挑戦して田植えを行った。雑草もほとんど出ず、稲の分結(稲の根元から新しい茎が出てくること)も順調に進んでいる。
東海道新幹線や御殿場線からも眺めることができ、地元の人も田んぼアートが見られるのを楽しみにしている。同会代表の志村成則さんは「今年は2回しろかきをやったのが良かったのか、生育が良い。既に笑顔マークをうっすらと見ることができる」と話す。「予定では穂が出始める8月中旬~収穫の9月が見頃になる」という。