小田原市は9月1日、再生可能エネルギーを身近に感じてもらうことを目的に「自然エネルギー関連施設の見学と太陽光パネルの組立て体験」を開催する。
小田原市では「小田原再生可能エネルギー事業化検討協議会」で、再生可能エネルギーの事業化による普及を検討しており、その一環として行われる同企画。大正時代に市内に存在した「小水力発電所」などの見学会と太陽光発電システムの組立てワークショップを行う。
小田原市役所に集合し、文命用水小水力発電実証実験場所、大正時代に存在した小水力発電所遺構、メガソーラー建設予定地を見学する。午後からは会場を「小田原市いこいの森」に移し、「ワークショップ」を行う。
子どもたちには、「でんじろう先生のサイエンスショップ」のソーラーパネルを乗せたモーターカーを作成し、太陽光で車を走らせる工作体験を用意。保護者は、小田原市いこいの森の「森のバンガロー」の屋根に太陽光発電システムの組立てを行い、太陽光発電を利用したLED照明をつける。
小田原市環境部エネルギー政策推進課の遠藤孝枝さんは「小水力発電所遺構や大規模太陽光発電所建設予定地など見応えがあります。大正時代に思いを馳せてみるのもいかがかも。また、ワークショップで作るソーラーカーはちょっとした坂道やでこぼこ道でも、ぐんぐん走る優れもの。夏休みの工作にも最適です。デザインを工夫できるので、あなたならではの一品を作ってみてはいかがでしょうか。夏休み最後の一日、親子でぜひ参加してください」と呼びかける。
開催時間は9時~15時(所要時間=6時間)。参加費は1,100円。定員は親子12組24人(対象は小学生以上、保護者同伴)。申し込みは「小田原・箱根元気フェスタ」ホームページで受け付けている。