熱海市は8月26日、東京・押上の銭湯「大黒湯」で熱海の意外な魅力を発信する「ATAMI温泉会議『意外と熱海』秋コレクション2013」を開催した。
深まる秋に向けて意外な熱海のグルメや観光の魅力を訴求する同企画。齊藤栄市長、第27代ミス熱海、熱海温泉ホテル旅館協同組合公式キャラクター「あつお」が登壇。齊藤市長から観光プロモーション「意外と熱海」の狙いや目的について発表した。
同市はこれまで単年度でのプロモーションを展開してきたが、今後は複数年度にわたってトータルに熱海のブランドプロモーションをいくと説明。観光ブランドプロモーションに本気で取り組む決意を表明した。JTBの調査で、熱海への旅行は「思いのほか良かった」との結果が出たことも披露し、今回のメッセージタイトルに「意外」というワードを使ったことも明らかにした。
会場では、同市がダイダイの生産量日本一であることから、エコファーマー認定農家の「橙(だいだい)の倉田家 橙マーマレード」や熱海の地酒「純米酒あたみ」を使った「住吉屋ル・ポンシュだいだい」など熱海の「意外な」特産品の試食会も実施。お土産として「常盤木羊羹(ようかん)店 鶴吉羊羹(橙)」も用意し好評だった。