小田原のイタリア料理店「MARZO(マルツォ)」(小田原市栄町、TEL 0465-24-2241)が現在、秋の新メニュー「サンマのピザ窯焼き」を提供している。
丁寧に薪(まき)を使って窯焼きするピザや70種類をそろえるパスタ、新鮮野菜を使ったバーニャカウダなどをメーンに提供する同店。同メニューは、新鮮なサンマをピザ窯で焼き、バジルソースにダイダイ酢とトマトを合わせ、バルサミコを煮詰めたソースで食べる趣向。価格は1,000円。
同店は、小田原を舞台とした男女4人の恋愛物語「坂の向こうにある海」(椰月美智子著・講談社)で15ページにわたって描かれ、「釣りたてのカルパッチョに大山地鶏のMARZO風」「エビとズッキーニのスパゲティ」などが紹介され、新鮮な海の味を提供することで知られている。
イタリアを中心にヨーロッパで修業したオーナーの松山清和さんは「やっと形のいいサンマも落ち着き、手頃になった。しちりんなどの炭火焼きは食べた事がある方は多いと思うが、ピザ窯で焼いた味もなかなか。ぜひお試しいただければ」と来店を呼び掛ける。
営業時間は9時~20時30分。木曜定休。