旧黒田侯爵家の別邸だった小田原邸園交流館「清閑亭」(小田原市南町1、TEL 0465-22-2834)は3月30日から、若手木工職人グループ「いぶき会」による作品展「いぶき展」を開催する。
センスのよい作品が、斬新な展示方法でディスプレイされるためファンが多い同展。今回は、漆、家具、象嵌、寄木などの職人が参加する。メンバーは飯沼孝彦さん、石川裕貴さん、大木淳さん、太田憲さん、小川竜司さん、加生修さん、川島英明さん、クラフトワーク、小島裕平さん、小林じゅんさん、篠田英治さん、清水寛さん、清水勇太さん、下城貴さん、鈴木友子さん、高橋秀人さん、露木清高さん、土生陽子さん、府川寛さん、保科丈晴さん、堀内ウッドクラフト、松本育さんの22人。いずれも創作性の優れた作品を作り注目されているという。
期間中は実演、体験、ワークショップなどを開催。「漆実演」(30日)、「かんな体験」(30日・4月5日・6日・12日)、「ヨーヨー作り」(4月5日)、「寄木ズク削り体験」(4月6日)、「からくり箱であそぼう」(4月12日)、「木の楽器ワークショップ」(4月12日)、「木象嵌実演」(4月13日)、「寄木キーホルダー作り」(4月13日)を予定する。
開催時間は11時~16時(最終日は15時まで)。4月13日まで。火曜休館。