伊豆箱根鉄道・大雄山線が10月9日、沿線7校の小学児童が描いた作品約59点を車内に展示する「動く児童画展」電車の運行を始める。
展示車両の「5504編成車」には「動く児童画展」のヘッドマークを掲出して運行される
沿線児童の絵画教育の一環として取り組む同企画。今年で40回を迎え、秋の恒例行事として定着している。夏休みの思い出、沿線風景、大雄山線の電車など子どもらしい視点で描かれた作品は乗客や地域の人々から好評を得ている。
参加小学校は、足柄小、富水小、報徳小(以上小田原市)、岩原小、岡本小、向田小、南足柄小(以上南足柄市)の7校。展示される車両は5504編成車で、中づり広告を掲示する場所に展示される。同車両は1日あたり14~17往復で運行する。
同社広報課の芹澤章裕さんは「のびのびと描かれた作品には毎回感動する。小学生の時に展示された方のお子さんも展示されるケースもあり地域に根付いたイベントとなってうれしい。ぜひ、大雄山線に乗っていただき、子どもたちの力作をご覧いただければ」と呼び掛ける。
10月30日まで(11日・17日・18日・19日・20日・25日を除く)。