真鶴町の持つ自然、KDDIのIT技術、多摩美術大学の自由で発想力の高いアイデアを融合させて展開している「真鶴スマート魚付き林」プロジェクトの活動が加速している。
ディスカッションを実施して自由なアイデアを出し合う多摩美生たち
6月21日に多摩美生が町を再訪し、町の魅力、住民の意見、追加情報の取得を目的に、真鶴町民とワークショップを行った。真鶴町からは地元商店や商工会青年部、古くから真鶴町に住む町民が参加。学生たちの考えたアイデアについてディスカッションを行った。
町民からは、「無駄な開発をしないで、ありのままの真鶴の魅力を観光客に楽しんでもらいたい」との願いと、「魚付き林など豊かな自然の素晴らしさを生かした情報発信の必要性」などが学生たちに伝えられた。
今回のワークショップで得た情報や意見を集約し、自由なアイデアなどを体系化して、8月上旬の予定で、町長など関係者へ向けたプレゼンテーションを行う。