「日本忍者協議会」の発起人として参画している加藤憲一小田原市長と黒岩祐治神奈川県知事が10月9日、都内で行われた設立記者発表会に登壇し「風魔忍者」をアピールした。
応援に駆けつけた十一代目市川海老蔵さんと「日本忍者協議会」ロゴの発表
「忍者」を日本の文化資産として位置付け、国内外の観光客を誘客するための情報発信を行い、地域経済の活性化を図ることを目的に設立した同会。忍者にゆかりのある自治体の首長たちが会場に集まった。
同協議会を応援する十一代目市川海老蔵さんが応援に駆け付け、「忍者の文化を大切にしなければ」と話し、忍者姿で登壇している首長たちを見渡し笑顔を見せていた。ロゴ発表では首長たちと一緒に除幕を行った。
日本忍者協議会の発起人で記者発表会に参加したのは、黒岩知事、加藤市長のほか、阿部守一知事(長野県)、母袋創一市長(上田市)、鈴木英敬知事(三重県)、岡本栄市長(伊賀市)、廣澤浩一さん(伊賀上野観光協会会長)、三日月大造知事(滋賀県)、中嶋武嗣市長(甲賀市)、山口祥義知事(佐賀県)、谷口太一郎市長(嬉野市)、溝畑宏さん(元観光庁長官)らが登壇した。
同協議会では今後、インターネットなどでの情報発信、「忍者の日」や「忍者サミット」などのイベントを実施し、「忍者を日本固有の文化資産」としてブランディングを進める方針という。