はこねのもり女子大学(箱根町仙石原)は2月28日、「はこじょ旅フォトクラブ with フォレストキッチン」を開催し参加者が散策しながら箱根の自然をカメラに収めた。
箱根町と共催で取り組む同授業。神奈川県県西地域活性化事業「はこねのもりdeセラピープロジェクト」の一環で開催された。当日は、箱根の森林をウオーキングしながら自然を撮影。その後、フォレストキッチンを楽しむ内容。
撮影指導は、フォトグラファーで箱根写真美術館館長の遠藤桂さんが担当。箱根の自然を撮影するポイントやコツを習得するフォト授業。レイクアリーナから姥子自然探勝路を歩きながら撮影を行った。参加者の作品レベルはいずれも高く、個性ある作品が多かったという。その中から、遠藤さんが注目する3作品を選んだ。
ウオーキングの途中に見つけた箱根の春をテーマにした「黄色花」(撮影=相河礼菜さん)、フォト教室で撮ったという感じの造形的な写真の「緑」(撮影=吉井小鈴さん)、ウォーキング途中で立ち寄ったホテルのショット「ホテル花」(撮影=後田由美さん)。いずれも撮影者の気持がレンズを通して描かれている作品とのこと。
同授業は人気の講座で参加者も充実感のあるカリキュラムを楽しんでいた。