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足柄・山北町で恒例「田んぼアート」 水源地とのつながり創出目指す

予定の山北町の田んぼ(管理を担当する「Desture」の花坂拓人さん)

予定の山北町の田んぼ(管理を担当する「Desture」の花坂拓人さん)

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 小田原足柄異業種交流勉強会のプロジェクト「おだあし田んぼアート」が6月4日、恒例の田んぼアートに取り組む。

田植えの光景(前回の様子)

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 今年で4年目となる田んぼアート。今年は会場を国府津から山北町へ移動。同会メンバーでプロジェクトを推進する志村成則さんは「山北町の田んぼで行う理由は、神奈川県民の水源地となる森林があるため。水源地の大切さを再認識する必要を感じたから」と話す。

 今までは絵を田んぼアートで描いていたが、今回は「OUR WATER SOURCE(私たちの水源)」のメッセージの文字を描く。「多くの人々が水源地に関心を寄せ、つながりを持ち、どんな所から水が来ているかを知ってもらうようにしたい」と志村さん。同会メンバーで、自家製天然酵母パンの移動販売を手掛け、山北町でリヤカー販売している「Desture」(小田原市栄町)の協力で田んぼの選定と管理を行うことで実現した。

 当日は8時30分から報徳二宮神社による「お田植(たうえ)祭」を行い、1年間の安全と豊作を願ってから田植えを始める。ビュッフェ形式によるジビエ料理の昼食も用意する。

 志村さんは「水源地に住む山北町の方たちと、その水を毎日使っている小田原市近隣地域や神奈川県東部の方たちが協力して、田んぼアートを完成できれば」と話す。

 参加費は、大人=1,500円、小学生以下=750円、未就学児=300円(食事代、イベント保険料、田んぼカフェチケット1杯分含む)。予備日は同月5日。参加申し込みはホームページで受け付ける。

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