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「小田原まちなか軽トラ 夕市」に薪釜焼きピザ店が初出店

「薪窯焼きピザUNCLE KEN(アンクルケン)」

「薪窯焼きピザUNCLE KEN(アンクルケン)」

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 8月7日に開催される小田原の夏恒例イベント「小田原まちなか軽トラ 夕市」に「薪窯焼きピザUNCLE KEN(アンクルケン)」が初出店する。

400度になる薪釜で焼き上げるピザ

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 ワゴン車に本格的な石窯を積み、焼きたてのピザを神奈川や東京で提供している。味の評価が高まり出店した各地にリピーターが多くいる。オーナーでピザ職人の宮下健さんは、20年続いたレストランでの勤務にピリオドを打ち独立。提供する商品の全てに自分が関わり安心でおいしい料理を提供したいとワゴン車での移動販売を開始した。

 ピザの生地に使う小麦は、宮下さんが仲間や地元農家と共に藤沢・用田・中里で5年かけて育ててきた石臼挽きの「湘南藤沢小麦」。国産小麦では珍しくタンパク含有量が13.8パーセントと高く、旨みのあるピザに焼き上がる。

 まきの使用にこだわる宮下さん。「まき釜で焼くと木に薫じられて数段旨みが増す。サクラ、ナラ、カシなど焼く木により味が異なる。『サクラで焼いたマルゲリータです』と、お客さんに勧めることができる」と話す。自ら入手した木を割ってまきにしている。

 メインは「湘南しらすと生のりのピザ」(800円)。江ノ島漁港のシラスを使うため水揚げされないときには提供できない。常連客は「今日はシラス入った?」と聞いてから注文するという。

 宮下さんは「『小田原まちなか軽トラ 夕市』への出店を楽しみにしている。小田原の方々においしいピザを味わってもらいたい」と意欲を見せる。

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