モノレール式の自家用「渓谷電車」開通-箱根の旅館「対星館」

木漏れ日の中を進む「渓谷電車」

木漏れ日の中を進む「渓谷電車」

  • 0

  •  

 箱根堂ヶ島温泉の旅館「対星館・花かじか」(箱根町宮ノ下、TEL 0460-82-2281)で7月16日、自家用の「渓谷電車」が開通し特別乗車会が行われた。

早川の水をイメージさせる青い塗装が特徴の「渓谷電車」

[広告]

 惜しまれつつも5月31日に引退したケーブルカーに代わって登場したモノレール式の同電車は、最高20人乗りで冷暖房完備。電気による自走式で国道1号線沿いにある駅舎から旅館のある早川渓谷までの全長320メートル(高低差約100メートル)を4分50秒ほどで運行する。安全のために駅舎とフロントの両方で運行状況を7台のカメラで常にモニタリングしている。車体は渓谷とイメージした水色で同館の川辺嘉信社長自身も好きな色ということで即決したという。

 今回、電車の入れ替え工事にあわせて旅館フロント、離れもリニューアルし、7月18日からの営業再開後は更なる集客を図る。

 「新たに登場した『渓谷電車』は快適そのもの。窓から間近に見える箱根の自然を満喫してもらい、夜にはライトアップする「調べの滝」や「早川渓谷」もぜひ楽しんでもらえれば」(同)とも。

 チェックイン=15時~、チェックアウト=10時。宿泊料金は、一般客室(1泊2食付き)17,850円~。

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース