箱根・武士の里美術館、直江兼続の手作り「愛」かぶとの試着人気に

室町末期~江戸末期までの収蔵品を常時500点あまり展示

室町末期~江戸末期までの収蔵品を常時500点あまり展示

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 箱根・武士の里美術館(箱根町仙石原、TEL 0460-84-8177)でNHK大河ドラマ「天地人」の主人公・直江兼続のかぶとの試着を行っており、人気を集めている。

館長の手作りによる直江兼続の「愛」のかぶと

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 同館では、毎年NHK大河ドラマに合わせた企画や展示を行っており、今年は「天地人」の主人公・直江兼続の「愛」と漢字をあしらった前立のかぶとを館長自らが手作りした。人気の体験試着では「愛」のかぶとに江戸末期に作成された本物の甲冑(かっちゅう)を着け、戦国武将姿で撮影することができる。

 館内には常時500点以上の刀剣、やり、よろい、かぶと、鉄砲、弓矢、茶道具などを展示しており、年ごとに入れ替えを行っているほか、武士に関連するフィギュアやポストカードなどのグッズも販売している。中でも刀型のペーパーナイフが人気だという。

 「最近では試着の際、女性の方が積極的で男性は恥ずかしがったりする傾向がある。外国人はさらに積極的で入館するなり試着を求めてきたりする」と同館の勝又彰子さん。

 開館時間は10時~17時(最終入館16時30分)。4月~11月は無休、12月~3月は木曜休館。入館料は、高校生以上=800円、中学生=600円、小学生=400円。体験試着は甲冑一式(武将鎧)=2,000円、(戦闘よろい)=1,500円、新撰組・白虎隊(隊士姿)=1,000円、子ども向けのかぶと・刀=300円。

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