小田原フラワーガーデン(小田原市久野、TEL 0465-34-2814)で9月25日、ミツバチを通じて身の回りの環境について学ぶ「はち育」イベント「養蜂体験・みつばちのヒミツ」が開催された。
今年で3回目の開催となる同イベント。小学1年生~6年生を対象に15人限定で開催。巣箱の観察、採蜜作業、採れたての蜂蜜の試食などを体験。ハチを怖がっていた参加者もイベント終了時には「ミツバチが好きになった」と喜んでいた。
今年はミツバチが越冬に成功し、個体群が多いまま春を迎えられたため、蜂蜜の採蜜量が多い。同園では5月に採取した蜂蜜と、9月に採取した蜂蜜を同時に販売。5月の蜂蜜はさらっとした華やかな味わい。9月は個性のある樹木の花の味わいで好評という。
同園・園長の八木量子さんは「2種類の蜂蜜が同時に楽しめるのは、採蜜量が多い年ならでは。当園自慢の貴重な2つのシーズンの蜂蜜をぜひ味わっていただければ」と呼び掛ける。
蜂蜜のビン詰めの価格は、45グラム=550円、165グラム=1600円(税込)。開園時間は9時~17時。入園無料(温室は有料)。休園日は月曜(祝日の場合は開園、翌日休園)、祝日の翌平日。