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南足柄の「夕日の滝」で滝行 金太郎伝説の地でリラックス効果も

金太郎生家跡や金太郎遊び石で知られる「夕日の滝」で1月22日に行われた滝行の様子(撮影=小澤宏さん)

金太郎生家跡や金太郎遊び石で知られる「夕日の滝」で1月22日に行われた滝行の様子(撮影=小澤宏さん)

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 南足柄市の金太郎生家跡や金太郎遊び石の近くにある「夕日の滝」(南足柄市矢倉沢)で「足柄修験の会」などが滝行を行っている。

凍り始めた「夕日の滝」

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 酒匂川の支流である内川の上流にある落差23メートルの「夕日の滝」。「足柄山の山奥でけだもの集めて相撲のけいこ」と歌われる金太郎伝説では夕日の滝で産湯を浸かったとも伝えられ、滝行をする人々に知られている。毎年の初夏に滝開きも行われている。

 足柄修験の会の代表の市川邦雄さんは「以前は山北町の滝で行っていたが、こちらの『夕日の滝』で行うようになってから8年になる。私たちだけでなく個人の方も来たり、研修で利用したりするので、週に3日・4日は滝行をする姿が見られるはず」と話す。

 例年、1月下旬~2月初めに凍る「夕日の滝」。滝行が行われた1月22日にも一部で凍結。その中で滝行する4人の姿が見られた。市川さんは「修験者のような本格的な滝行でなくても、リラックス感や精神的に落ち着く効果はある。初めての方は1分程度。慣れてくれば5分。健康と安全を考えて実施。滝行した後のすっきり感は格別」と話す。

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