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小田原で「体験型ツーリズムワークショップ」 日米の陶芸作家が連携し開催

「体験型ツーリズムワークショップ」(2023年11月開催)参加者とのフォトコール

「体験型ツーリズムワークショップ」(2023年11月開催)参加者とのフォトコール

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 陶芸作家の松本昌樹さんが主催する「体験型ツーリズムワークショップ」が5月から国府津にある「BLEND PARK(ブレンドパーク)」(小田原市国府津2)を拠点に始動する。

主宰する陶芸作家の松本昌樹さん(右)と連携協力するシェリー・オコナーさん(左)

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 アメリカやヨーロッパで陶芸を学び、大学の博士号を持つ松本さん。米国ペンシルベニア州のウェストミンスター大学で客員教授をしていた際の人脈なども活用して、日本での体験型ツーリズムワークショップ開催への準備を進めてきた。

 米国で陶芸活動をし、アーティストの育成にも実績を持つシェリー・オコナーさんとの連携も実現。2023年11月にアメリカで参加者を募り、「体験型ツーリズムワークショップ」を実施した。来日後、小田原のブレンドパークでの作陶活動に続き、京都などへの視察観光を組み込んだプログラムで開催。参加者から好評で、継続した実施の要請もあった。

 現在、「体験型ツーリズムワークショップ」のプログラム作成に注力しており、海外と国内からの参加を受け入れる予定で進めている。5月25日~27日には、キックオフイベントとしてシェリー・オコナーさんと松本さんの個展「Got Ya, Gacha!」をBLEND SHOP&GALLERY 「KURA(蔵)」(小田原市国府津3)の1階と2階で合同開催する。

 松本さんは「陶芸を中心にしたワークショップで新しいツーリズムを体験してもらえればうれしい。小田原や日本の感性の素晴らしさも認識できると思う」と先を見つめる。会場となるブレンドパークを提供し地域活性プロデュースも手がける杉山大輔さんは「旅行者や地域の人々にとって『体験』は圧倒的なパワーを持つ。体験型ツーリズムは地域活性の起爆剤にもなる。今回のプロジェクトはその意味で地域にも人材にも大きな力になるはず」と期待を寄せる。

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