小田原市内の梅がほころび始めて例年より早めの開花が予想されるが、1月8日、市民に小枝の無料配布が行われた。
小田原城址公園内の梅は、寒さが増す先週あたりから白色や桃色に色づき始めた。つぼみをつけた梅の小枝の中から剪定(せんてい)の上、小枝にして配布するイベントが本丸広場で行われた。
既に枝いっぱいのつぼみを持ったものもあり、例年よりやや早い開花が予想されている。「多くの人に梅の美しさを知ってもらいたい」との願いで行われ、小枝のつぼみを見なが抱えて歩く市民が多く見られた。
曽我梅林でも花を付け始めており、今月29日から行われる「小田原梅まつり」のころには3万5,000本が咲き乱れる予定。