箱根ガラスの森美術館(箱根町仙石原、TEL 0460-86-3111)の入館料を一律500円にする「1コインチャリティー美術館」の収益が4月6日、箱根町へ義援金として全額寄付された。
3月22日~4月5日の入館者数は8,575人。入館料と募金を合わせて437万1,613円が集まった。6日には箱根町町長室で義援金の贈呈式が行われ、同館の岩田正崔館長が山口昇士町長へ東日本大震災被災者支援のため全額を託した。
「来館者からは『義援金活動に参加できてうれしい』『この活動に感動して2回来館した』などの声が聞かれた。中には岩手県から千葉県に避難している方もいらっしゃり、『これからも希望を持って生きていきたい』と言ってもらえた」と広報担当者。
今回の活動で多くの人の共感を得られたことから、一日も早い復興を願い第2弾となる「1コインチャリティー美術館」をゴールデンウイーク中の4月29日~5月8日に行う。第1弾同様、入館料は1人500円で、全額を義援金として寄付する。