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小田原の震災復興を振り返る写真展、復興祈念し開催

昭和初期に再建された小田原駅付近の町の様子

昭和初期に再建された小田原駅付近の町の様子

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 小田原の「清閑亭」(小田原市南町、TEL 0465-22-2834)で現在、「東日本大地震復興祈念イベント・小田原セピア色の写真にみる震災復興の姿」が開催されている。

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 関東大震災前後の小田原の様子を古い写真で振り返る同イベント。4月に開催し好評だったため、再度開催が決まったという。

 小田原は約70年周期で地震が起こり、その度に復興してきた歴史がある。1923(大正12)年9月1日の関東大震災では震源域にあり、建物の90%が倒壊か火災により焼失したと伝えられる。

 写真は明治近代化、関東大震災、小田原中心地の復興の3期に分けて展示。復興を遂げた町の様子は写真のほか、震災前後に発行した「商業宣伝地図」で比較することもできる。

 主催するNPO法人小田原まちづくり応援団担当者は「地震とその後の町の復興をセピア色の写真から感じ、元気になってほしい」と話す。会場には募金箱を設置し、東日本大震災で被災した文化財の修復、復旧に役立てるという。

 開館時間は11時~16時。火曜定休。入館無料。展示期間は未定。

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