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「星の王子様ミュージアム」で「折り紙ヒコーキ教室」-日本航空の指導員により開催

自作の紙飛行機を飛ばす子どもたち

自作の紙飛行機を飛ばす子どもたち

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 箱根の「星の王子様ミュージアム」(箱根町仙石原、TEL 0460-86-3700)で8月20日、日本航空の折り紙指導員による「JAL折り紙ヒコーキ教室」が開かれた。

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 「星の王子様」の作者、サン=テグジュペリは作家であると同時に飛行士でもあり、第二次大戦中に出撃し戻らなかったと伝えられる。同館は「飛行士であった作者の人生から、代表作『星の王子様』への理解を深めてほしい」と同イベントを開催した。

 当日は日本航空の現役の機長・整備士・キャビンアテンダントを招いた。同社では「日本折り紙ヒコーキ協会認定」の指導員が約200人おり、PR活動の一つとして各地で折り紙ヒコーキ教室の開催を続けている。教室を通じて飛行機への興味やものづくりの楽しさ、コミュニケーションの楽しさを伝えることを目的としている。

 それぞれが乗務や飛行の理論に関するクイズを出題。子どもたちにもわかりやすく解説した。折り紙では滞空時間の長い「へそヒコーキ」と呼ばれる折り方をていねいに指導。自分で折った紙飛行機を飛ばして競技会も行った。競技会の入賞者には景品を進呈した。

 今回の参加者は大人・子ども合わせて43人。子どもだけでなく大人たちも紙飛行機を遠くへ飛ばすことに夢中になった。教室の後は機長・整備士・キャビンアテンダントと一緒に写真撮影が行われた。

 同館では現在、「星の王子様ミュージアム折り紙ヒコーキ教室」を館内チャペルで開催している。用紙と折り方の解説を用意し、いつでも紙飛行機を折ることができる。8月31日まで。

 開館時間は9時~18時。入館料は一般=1,500円、シニア(60歳以上)=1,100円、学生=1,100円、小・中学生=無料(8月31日まで)。

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