箱根ガラスの森美術館(箱根町仙石原、TEL 0460-86-3111)に現在、「クリスタルガラスのススキ」が展示されている。
箱根のススキ草原に程近い同館では、ススキをモチーフにしたクリスタルガラスのオブジェを製作。穂の部分に直径1.4センチのクリスタルガラスを約100粒使い、丈が1.5メートルある。実物のススキと並んで、同館の庭園内に100本を展示する。
同館は春にも「ヤマザクラ」をイメージしたオブジェを展示。箱根の四季の美しさをガラスで表現している。秋晴れの日にはオブジェが高原の風に揺られ、一粒ごとにカッティングを施した計1万粒のクリスタルガラスが七色に輝くのを見ることができる。
開館時間は9時~17時30分。入館料は、大人=1,300円、大高生=1,100円、小中生=800円。ススキの見頃に合わせて11月中旬まで展示する。