小田原城で7月21日・22日、夏恒例の「小田原ちょうちん夏まつり」が開催される。
同祭は歴史に名を残した「小田原ちょうちん」をシンボルとした夏のイベント。ちょうちんをより多くの人に知ってもらい、併せて夏の小田原ににぎわいを作り出すことを目的に、小田原城址公園やお堀端通り、小田原駅東口ステージなどで実施される。主催は小田原市観光協会。
当日は、市内小学校など25校で作られた「手作りちょうちん」約2200個がともされる。夕方の小田原城とお堀端、ちょうちんの明かりが作り出す光景は「幻想的で感動的」などと毎年評判を集める。
「オープニング音楽祭」から始まる多彩なイベントも2日間にわたり開催。「ゆかたでおいでよ盆踊り」は二の丸広場ステージで開催され、毎年多くの市民が踊りの輪に入る。「自治会みこしパレード」は27基1778人が参加。「小田原流」と「江戸流」の担ぎ方が地域によって異なる様子も見ることができる。そのほか、「ちょうちん踊りコンクール」「ヤマハ・キッズエレクトーンコンサート」「小田原囃子(ばやし)競演会」「小田原ちょうちん水上アートフェア」などを予定。
関連イベントとして、「第45回氷彫刻技術コンクール小田原大会」「小田原まちなかプチ朝市in緑一番街商店会」も同時開催される。
小田原市観光協会の事務局長代理で小田原ちょうちん夏まつり担当の常盤正則さんは「小田原を代表する恒例の盛大なイベント。地元小学生らが作った約2200個の小田原ちょうちんに明かりがともるのが見もの」と話す。
開催時間は、21日=12時ごろ~20時、22日=11時~20時。