小田原箱根経済新聞

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ハンモックでくつろげる箱根写真美術館 「無になれる時間」目指し遠藤桂さんの作品鑑賞

2階展示室内にハンモックを設置し作品を鑑賞できる「ハンモック美術館」

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 箱根写真美術館(箱根町強羅、TEL 0460-82-2717)は、2階展示室内にハンモックを設置し作品を鑑賞できる「ハンモック美術館」を9月より開始した。

箱根早雲山の北斜面に位置する箱根写真美術館

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 ハンマウム建築工房の冨井正憲さん・吉田福次さんによって設計された箱根写真美術館。2階展示室には、枝を残した柱、漆喰(しっくい)などの天然素材を多用。楕円(だえん)形の透かしの床面には天の川と星座が写し取られ、天窓から差し込む柔らかな自然光が、独特の浮遊感を生み出す空間を作り出している。

 ハンモックを設置するのは2階で、写真家・遠藤桂さんの「富士山~大地の鼓動と自然の息吹~」が常設展示されている。富士山にレンズを向け続けた作品が幻想的で自然美あふれた空間を作り出している。

 箱根写真美術館の基本理念の一つが「五感の回帰」。今回の「ハンモック美術館」ては、写真作品を鑑賞しながら五感による感覚を研ぎ澄まして無になれる時間の提供を目指している。

 「ハンモック美術館」の利用時間は、10時~17時。30分を1枠として予約受付。貸切料金は、30分=2,000円(2人まで)。3人以上の場合は超過人数分の入館料(大人500円)が必要。現在ハンモックは1基だが今後2基に増設予定。重量制限あり。

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