箱根登山鉄道(小田原市城山)は12月6日、創業120周年記念ハイキングを実施する。
1888年に創業した同社は、「地域住民や観光客に感謝の気持ちを表すとともに、歴史や地域への貢献などを知ってもらうため」に今年3月15日から来年3月31日までの期間を「THANKS 120TH HAKONE TOZAN RAILWAY」と銘打ち、創業120周年記念キャンペーンを展開している。
今回は、その記念キャンペーンの一環として「小田急のんびりハイク&ウォーク」とのタイアップによる金時山ハイキングを開催する。参加者には同社ノベルティーグッズを配布する予定。
同イベントは、集合場所を箱根湯本駅とするAコース(募集人員500人)、集合場所を新宿駅西口ハルク前とするBコース(募集人員40人)の2コースがあり、それぞれ乙女峠バス停をスタート地点とし、登山家の岩崎元郎さんと一緒に金時山山頂(標高1,213メートル)を目指す。
集合時間は、Aコース=8時30分~9時30分、Bコース=7時30分~8時で、共に金時山山頂を経て、箱根湿生花園に15時にゴールする。
同社鉄道部の浅野秀光さんは「天気が良ければ金時山から富士山や南アルプス、八ヶ岳連峰などが望める。晩秋の箱根ならではの自然を満喫してほしい」と話す。事前の予約が必要。