キャンドルの明かりで美術鑑賞-箱根ラリック美術館で冬のイベント

「冬のかながわ西湘 チョコレートフォンデュ」

「冬のかながわ西湘 チョコレートフォンデュ」

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 箱根ラリック美術館(箱根町仙石原、TEL 0460-84-2255)で12月13日、冬のイベント「ラリック キャンドルライト レビュー」が始まる。

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 「ゆらめく小さな灯りとガラス、冬の共演」をテーマに行われる同イベントは、展示品や庭園をキャンドルでライトアップし、幻想的な冬の箱根を演出するもの。

 同館2階の映像ルームでは、照明を落とした薄明かりの中に展示した花器「牧羊神パン」、蓋物「野バラの花」、蓋物「デュバリー」など約20点にLEDキャンドルをセットし、ゆらめく明かりで作品の持つ繊細なモチーフを浮かび上がらせるほか、1階では、彫像「ガラテ」、テーブル装飾品「フォーベット/B」などの照明作品6点を点灯して展示する。

 カフェレストランLYS(リス)では、地元農協より取り寄せた小田原産のフレッシュフルーツや、マカロン、マシュマロを温かいチョコレートソースにつけて食べる冬にぴったりのイベント期間限定スイーツ「冬のかながわ西湘 チョコレートフォンデュ」(1,200円)を提供するほか、ショップPASSAGEではスタッフの指導の下、自分だけのオリジナルキャンドルを作成するキャンドルクラフト体験(参加料=800円)も開催する予定。

 このほかイベント期間中の土曜・日曜・祝日15時30分ごろ~17時、庭園に本物のキャンドルとLEDキャンドルをともし、幻想的な雰囲気を演出する。

 同館事業本部長の岩浅さんは「揺れる光の中で繊細な造形美を鑑賞してもらう初めての試み。カフェレストランやショップなど全施設でのイベントをぜひ楽しんでほしい」と話す。

 開館時間は9時~17時(入館は16時30分まで)。入館料は、大人=1,500円、大学・高校生・シニア=1,300円、小・中学生=800円。来年3月1日まで。

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