人気時代劇「水戸黄門」で格さん役を演じた俳優の合田雅吏さんが4月2日、「小田原ふるさと大使」に就任した。
同大使は、小田原に関係の深い著名人や文化人に就任してもらい小田原の魅力を多くの人にPRしてもらうことを目的に1998年に創設された。合田さんは11人目の大使となる。
現在までに、阿藤快さん(俳優)、小宮孝泰さん(俳優)、柳沢慎吾さん(俳優)、夢枕獏さん(作家)のような小田原市出身者や、小和田哲男さん(大学教授・博士)、白井貴子さん(歌手)、鎧塚俊彦さん(パティシエ)など10人が就任している。
合田さんは神奈川県秦野市出身。県立小田原高等学校を卒業し、早稲田大学教育学部を卒業。1995年、「超力戦隊オーレンジャー」オーブルー役で俳優デビューし、「水戸黄門」で渥美格ノ進(格さん)役を務める。「太秦ライムライト」にも出演。そのほか、舞台やバラエティー、クイズ番組などで幅広く活躍している。
合田さんが「小田原は小田原城をはじめとして歴史があり、とても大好きな街。魅力にあふれている。いろいろなかたちでPRしていきたい」と抱負を語ると、加藤市長は「ぜひ、小田原のPRに協力いただきたい」と期待を込めた。