小田原の根府川で現在、「おかめ桜まつり」が開催されており、期間中は周辺の宿泊施設でさまざまなイベントが行われている。
おかめ桜は、イギリスの研究所で誕生した豆桜(マメザクラ)と寒緋桜(カンヒザクラ)の交配種。ソメイヨシノよりも早咲きで濃いピンク色の小さいかれんな花を咲かせるため、切り花としても人気がある。
今年は開花が例年より2週間ほど早いため、会場のひとつである星ヶ山地区では急きょ開催予定日(2月28日)を1週間早め、同21日より開催している。
このほか、会場となる「離れのやど星ヶ山」「きのこ苑お山のたいしょう」「オーランジェ・ガルデン」などの各宿泊施設では、ミニコンサートや紙ひこうき大会、シイタケまつりなどのイベントを行うほか、期間限定で特別メニューも提供している。
「離れのやど星ヶ山」の松本さんは「特別メニューとしてランチ限定で小田原産の新鮮なアジを使った『お花見御膳』と『桜まんじゅうセット』を用意した。おかめ桜は今が見ごろで、3月中旬ごろまでは楽しめるのでは」と話す。
3月20日まで。