箱根の絶景を楽しみながら秘境を歩く「明神ヶ岳北面観察会」開催へ

ブナ林の調査をする参加者(前回の様子)

ブナ林の調査をする参加者(前回の様子)

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 小田原・箱根・足柄の森との共生できる環境づくりを目指している「小田原山盛りの会」(小田原市堀之内)が5月16日、「箱根の秘境を歩く・明神ヶ岳北面観察会」を開催する。

参加を訴求するツール

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 植物学者の田代道彌さんと共に、北尾根を桧山林道から登るコースを散策しながらブナ林などを観察する同企画。明神ヶ岳北面から火打石岳一帯のブナ林は、明治初期に7万本、終戦前後にも広い範囲で伐採された過去がある。観察会を通じ伐採されたエリアの現況を調べていく。

 森の再生を見据える同会事務局の川島範子さんは「ブナは花粉が重く、150メートル程度しか飛ばないため、伐採されたエリアに苗の植栽を考えている」と話す。

 当日は、小田原駅西口・早雲公像前を8時20分に出発し、足柄林道~桧山林道~外輪山稜線~明神ヶ岳・昼食(13時)~火打石岳ブナ若木林~桧山林道を経て、小田原駅西口(17時20分)に戻るコース。川島さんは「今回のコースは絶景が期待できる。観察しながら自然の雄大さを楽しんでもらえれば」と参加を呼び掛ける。

 参加費は2,000円。定員は20人。申し込みは電話かFAXで「小田原山盛の会」事務局(TEL・FAX 0465-36-4815)まで。終了後、懇親会も予定する(参加費3,500円位)。

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