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小田原の清閑亭で尾張柳生家15代目を招いて閑話会

閑話会を開く清閑亭

閑話会を開く清閑亭

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 旧黒田侯爵家の小田原別邸だった小田原邸園交流館「清閑亭」(小田原市南町1、TEL 0465-22-2834)で6月27日、清閑亭 閑話会「柳生家と黒田家の関係」が開催される。

お招きする尾張柳生家15代目の柳生俊彦さん

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 黒田侯爵によって建てられた清閑亭は、戦後、浅野長武侯爵(国立博物館館長)に引き継がれた。当時、清閑亭周辺には松永安左ヱ門や日銀総裁だった結城豊太郎、大倉財閥の重鎮で日本商工会議所会頭にもなった門野重九郎、経済学者の青木得三などの住居があり、折に触れて同所に集っていた。

 メンバーの中には、小田原市長にもなった鈴木英雄もおり、1948年(昭和23年)6月に第1回の閑話会が催されていた。これにならい、6月より毎月1回、小田原にまつわる店・人・ものをテーマにゲストを招いて「閑話会」を開催する。

 第1回のゲストは尾張柳生家15代目の柳生俊彦さん。「柳生家と黒田家の関係」をテーマに行われる。主催するNPO小田原まちづくり応援団の金山摩美さんは「清閑亭で開催されていた『閑話会』をイメージしながら柳生さんのお話を聞き、邸園でのひとときを楽しむ企画」と参加を呼び掛ける。

 開催時間は14時~15時30分。参加費は1,500円(茶菓子付き)。定員40人。清閑亭で予約を受け付ける。

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