8月2日に小田原漁港一帯で開催された「小田原みなとまつり」か盛況の内に終了し次回への期待も高まっている。
主催者発表で5万5000人が来場した同まつり。天候に恵まれたこともあり、朝からにぎわいを見せた。漁港のスタッフが自ら企画をし、当日の運営も行う方法で運営。このことが「来場者に好感を持たれることにつながっている」という声も多い。魚に触れることの少ない子供たちを積極的に魚と戯れ楽しむことのできるゲームや海や船に乗れる企画は「魚嫌いが少なくなるのでは」「船や海が好きになるかも」と期待を込めた母親たちの声も聞こえた。
小田原漁港に隣接する早川駅が「JRで港に1番近い駅」とのメッセージも浸透を始めており、東京近郊から東海道線を利用して参加した家族やカップルも会場に目立った。
小田原市経済部水産海浜課の金本晃二さんは「回を重ねることで、漁港の持つ魅力が多くの人に受け入れられていることを感じた。漁港のある街・小田原の楽しさをこれからも多くの方々に知ってもらえればうれしい」と笑顔で話す。