小田原城東掘・花菖蒲園(小田原市城内)で6月6日より、「小田原城花菖蒲まつり」が開催される。
今年で7回目となる同イベントは、毎年6月に花開く約8,000株の花菖蒲と周辺に咲く約1,400株のアジサイをライトアップし、花々をバックに野外コンサートなどを行うもの。昨年は30万人を超える人出でにぎわいを見せた。
初日の6日11時~と13時~の2回、小田原北條太鼓によるオープニング演奏で始まり、暗くなる18時~22時には「花菖蒲とあじさいのライトアップ」や、周辺を陶芸作品の灯籠(とうろう)で飾り付ける「AKARI NIGHT(あかり ないと)」により昼間とは違う花々を幻想的に演出する。
期間中、園内広場にはテーブルといすを設置し、花々を鑑賞しながら家族や仲間でお茶や食事を楽しめるオープンガーデン(18時~21時30分)を用意するほか、ライトアップに合わせて天守閣、歴史見聞館の開館時間の延長なども行う。土曜・日曜のみ飲食ブースとして小田原おでん会や本丸茶屋などの出店や野外コンサートも予定。
小田原市観光課の飯田さんは「ライトアップされた花菖蒲やアジサイはとても幻想的。ぜひ多くの人に見てもらいたい」と話す。
入場無料。問い合わせは小田原市観光課(TEL 0465-33-1521)まで。6月28日まで。