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干物店が開発したアンチョビー、「小田原セレクション2016」に選定

開発と販売を担当する大半商店の椙崎晃久さん

開発と販売を担当する大半商店の椙崎晃久さん

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 小田原の干物店「大半商店」が運営する「ひもの屋半兵衛」(小田原市早川、TEL 0465-42-9755)が販売している「小田原アンチョビ」が4月24日、「小田原セレクション」に選定された。

「小田原アンチョビー」シリーズ

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 小田原の魚ブランドづくりを目指して2014年に商品化した同商品は相模湾産の「シコイワシ(カタクチイワシ)」を自社工場でさばき、手作りする自家製アンチョビー。イワシ、オリーブ油、塩だけで作る。製造は、塩漬けに3カ月かけ、その後にオリーブオイルとなじませるため完成までには4カ月以上の時間と手間がかかるが、同店では丁寧に工程を省かずに生産しているという。

 その後、商品ラインを充実。相模湾で取れたアジを使った「小田原アジチョビ」、同じく相模湾で取れたカマスを使った「小田原カマッチョ」やサバを使った「小田原サバッチョ」が追加された。

 開発を担当した同店4代目の椙崎晃久さんは「市民が選ぶ『小田原セレクション』に選定されたことで、販売・開発に勢いが付く。小田原を代表する新しい味を作り続けていきたい」と意欲を見せる。

 価格は580円(70グラム)。

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