小田原の銀座通り商店街で5月29日に開催された「小田原まちなか軽トラ市」で、若いボランティアスタッフで編成される「チーム☆エンジン」が活躍した。
軽トラ市を運営する「小田原まちなか市場実行委員会」の平井義人委員長からの提案で編成された同ボランティアチーム。役割は、イベントの運営全般に及び、企画アイデアの検討、広報活動の支援、ビラ配り、当日のイベントのサポート、場内の案内放送、観覧者の整理と誘導、会場の安全維持、来場者数の調査などを受け持つ。同実行委員会メンバーで、自らも出店している浅沼宇雄さんは「全体の運営にも加わってもらっている。軽トラ市の開催に、チームの力は必要不可欠」と若い力に目を細める。
チームを率いる村山寛明さんと中川あゆみさんは「回を重ねるごとに参加店や来場者から期待されている。とてもやりがいがある。地域の繁栄は、私たち若者が享受することになる。その意味でも今がんばらないといけない」と声をそろえる。
イベント当日、てきぱきと会場を走り回るメンバーらの姿に、出店者や来場者から好感を持たれた。「店の案内だけでなく、楽しみ方もお伝えして喜んでもらうようにした」と村山さん。「次回が楽しみ」と目を輝かせる。