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小田原で機関車に使う「すべらない砂」配布 すべらないギョサンも

機関車EDに使用している「すべらない砂」

機関車EDに使用している「すべらない砂」

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 受験シーズンにあわせて小田原では「すべらない」をメッセージにして受験生を応援している。

「小田原お堀端 万葉の湯」にもすべらないギョサンのコーナー

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 伊豆箱根鉄道は、機関車EDに使用している「すべらない砂」を受験合格のお守りとして無料で配布。この砂は、車両や重機などを輸送するのに使われている「機関車ED」の車輪が、空転するのを防ぐために車輪とレールの間に撒かれている「すべらない砂」。受験生が緊張して空回りせず、自分の実力を発揮し志望校に合格できるようにとの思いをこめて鉄道社員がひとつひとつ袋詰めした。併せて、源頼朝が挙兵前に戦勝祈願した三嶋大社で合格祈願の祈祷を受けている。

 同社の杉原理恵さんは「受験生の皆さんが緊張して空回りせず、自分の実力を発揮して志望校に合格できるように応援している。ぜひ、すべらない砂をお守りにしてがんばってほしい」と応援メッセージを寄せる。

 「小田原で『すべらない』といえばギョサンです」と話すのはマツシタ靴店の松下善彦さん。漁師が履いていたすべらないサンダルから生まれたギョサン。同店では、店頭で受験生を応援するコーナーを作りギョサンをアピールする。オンラインでも購入できるのにもかかわらず、遠方より小田原に来て買い求める人が増えているという。「受験生のいる両親の気持ちが伝わる。ギョサンをお売りするときに『大丈夫です。合格です』の言葉を添えて勇気づけている」と話す。

 同店では、「小田原お堀端 万葉の湯」(小田原市栄町)にも同施設の協力でコーナーを設置。ギョサンの販売をしているが、こちらも順調に売れているという。

 「すべらない砂」の配布は100個限定。大雄山線小田原駅改札前で2月4日10時~。

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