群馬県利根郡川場村のグループ「縁人(えんじん)」が2月12日、「小田原足柄異業種交流勉強会(おだあし勉強会)」の活動を視察するため小田原を訪れた。
川場村は東京都世田谷区と姉妹都市よりも強固な関係を維持する「縁組協定」を締結し連携と協働で活動を行ってきた。実施面で同活動を担ってきたのがグループ「縁人」。自営業、農業、村役場職員などを職業に持つ20代から40代半ばの30人で構成されている。
活動の一つに「田んぼアート」があり、他地域の田んぼアートの視察活動なども行ってきた。今回、小田原への視察を行った理由には、共に田んぼアートに挑戦していること、多様な職業を持つメンバーで運営されていることなど共通点も多かったことがある。
当日は、「おだあし勉強会」中心メンバーの志村成則さんと「まちなか市場」で活躍する「チームエンジン」の中川あゆみさんが活動内容を報告し、「縁人」メンバーとの意見交換会を行った。
志村さんは「二つのグループには共通点が多く、共に同じ悩みも持っていた。意見交換会は解決のためのアイデアや参考になるケースも多く有意義だった。これからも互いに良い形で連携をしていきたい」と期待を寄せる。