天ぷら満天(大井町金子、TEL 0465-46-9789)は5月27日、地元食材を活用して開発した「満天バーガー」を試食会で披露する。
天ぷらの新たな可能性へ挑戦し、和食の良さを追求した同バーガー。バンズは「パン工房ジョイ」、野菜は「峯自然園」、鶏卵は「春夏秋冬」と、こだわりを持つ生産者と連携して開発。「天ぷら屋のハンバーガー」とユニークな開発商品ながら、和食の調理法にこだわった「かき揚げ」をメインにしている。
店主の渡辺賢吾さんは、天ぷらの老舗「銀座・天一」や「ハゲ天」で修業した天ぷらのプロ。2年半前に独立して店を構えた。「大井町や開成町、小田原の人々に店を知ってもらうため17種類の天ぷらが味わえる『贅沢(ぜいたく)天丼』(または定食)を提供し、多くの人に味わってもらっている」と渡辺さん。昼は900円、夜は1,000円の価格で17種類が食べられ、オプションのエビや穴子を含めると全19種類。価格と種類の多さが評判になり、東京や横浜など遠方から訪れる人も増えたという
渡辺さんは「手を抜かず、修業したときの原点を守って仕入れの目利きをし調理している。それが評価され始めているので今が一番大切なとき」と決意を言葉にする。「今まで来店してくれた方々や、地域のために満天バーガーを開発した」という。試食会では、地元から全神奈川県に拡販中のドリンク「湘南ゴールドエナジー」をセットしたメニューを提供。渡辺さんは「和食の天ぷらとハンバーガーとが融合しているので、ぜひ味わっていただければ」と呼び掛ける。
営業時間は11時~15時、17時~21時30分。火曜定休。試食会の参加費は1,300円(ドリンク付き)。