伊豆箱根バス(小田原市久野)が6月6日から、携帯電話・スマートフォン専用充電コンセントとUSBポートを装備した路線バスを導入する。
神奈川県内初導入となる同バスは、箱根地区の路線バスで初めて走る大型ノンステップバス。
同社によると、訪日外国人旅行客の増加に伴い、スーツケースなど大きな荷物を抱えて利用する人が増えていることから導入したといい、出入り口の段差が無くスムーズに乗降させることで、乗客の利便性や快適性向上を図る。
同社では現在、箱根地区4路線の車内多言語による車内アナウンスを導入しており、今夏には、箱根地区すべての路線バス車両でのフリーWi-Fiサービスの提供を予定している。
同社広報の杉原理恵さんは「充電コンセント、USBポート、フリーWi-Fi、3カ国語による車内アナウンス、大型ステップバスなどがそろうことで箱根のバスの旅をより快適に楽しめる。このバスは、『携帯・スマホ充電OK』と標記されたステッカーを掲出している。ぜひ乗車いただければ」と呼び掛ける。