米カリフォルニア州チュラビスタ市と小田原市との「海外姉妹都市青年交流事業」の一環として来日していた4人の派遣青年が小田原での生活を終え8月9日、無事に帰国した。同じ航空便で小田原から4人がチュラビスタ市に向けて渡米した。
8月8日、小田原での最後の夜に行われた「さよならパーティ」で、チュラビスタから派遣された4人は小田原での生活を振り返り思いを言葉にした。
マテューさんは「まずはじめに、OIFA(小田原海外市民交流会)のみなさん、私のホストファミリー、そして私と仲間の派遣生に忘れられない時間を与えてくださったすべての方々に感謝したいと思う。私が受けたすばらしいおもてなしのおかげで、私は他国との友情を作ることの重要性を認識。とても感謝している。お返しにチュラビスタに来る4人に自宅にいるような充実した時間を与えるために最善を尽くしたいと思っている。ありがとう」とおもてなしへの感謝を話す。
ニケイラさんは「日本で過ごした約2週間は、素晴らしい人たちと素晴らしい経験で満ちていた。私は、チュラビスタに帰ることがとてもさみしい。コミュニケーションをとることが難しかったけれど、最終的にそれはすべて価値のあるものだった。この2週間の経験を忘れずに、チュラビスタでも新しい思い出を作りたいと思っている。改めて、このプログラムを支えてくださったみなさんに感謝したい」と感謝とおもてなしへの意欲を話す。
レイモンドさんは「この旅に関わってくださった皆さんに感謝。忙しい中、必要なプログラムを用意していただき、ありがとう。皆さんと過ごさせていただいたこと、そして、小田原で素晴らしい時間を過ごさせていただいたことに感謝している。私は素晴らしい思い出を作り、忘れられない素晴らしい人に出会うことができた」と2週間を振り返る。
アレックさんは「チュラビスタを代表して、私は関わったすべての方々に深く感謝したい。この経験を忘れられないものにしてくれた。私はホームシックと感じることは一度もなかったので、私のホストファミリーである嘉樹さんや真理子さんと離れるのは、嬉しいような悲しいような複雑な気持ち。皆さんには、言葉に表せないほど感謝している」と気持を話した。
8月9日にチュラビスタ市に向けて旅立つ4人は、期待に胸をふくらませながらそれぞれの気持を話した。
塙美那さんは「小田原での最後の夜の素晴らしいパーティーに感謝している。私は皆さんにお会いできてうれしい気持でいっぱい。いつも支えていただき、この経験を忘れられないものにしてくださったことに感謝する。チュラビスタ市で、アメリカや食べ物、人、文化などで楽しんできたい」と意欲を見せた。
髙橋知里さんは「私は2週間、素晴らしい時間を過ごした。チュラビスタの派遣生と一緒に過ごして、文化の違いや物事の考え方の違いを知り、驚くことも多かった。そして、さらにおもてなしをしたレイモンドの生まれ育った国について知りたくなった。私もチュラビスタに行った際に、私に関わってくださった方々が日本に興味を持ってもらえるように交流を深めていきたい」とチュラビスタ市へ思いを寄せる。
瀬戸のぞみさんは「この交流プログラムを通して、派遣生全員と過ごした時間は良い経験。約2週間、私はチュラビスタ市の新しい文化について多くを学んだ。日本の文化や歴史を説明することは難しい面もあったが良い経験。私は大きな期待と不安を持ってチュラビスタに出発するが、私は新しい体験を得たいと思っている。小田原市、OIFAの皆さん、そして私たちの家族の支えに大変感謝している」と語り新しい体験に期待を寄せる。
安西真希さん「この2週間国内交流を支えてくれた両親をはじめ市役所・OIFAの方々に感謝したい。2週間自分自身の成長を感じるとともに新しい発見が多くあった。チュラビスタしから来たメンバーは、互いの国の文化理解に積極的で私自身、国際交流学科でもあるため非常に実のある経験だった。これから2週間、アメリカでの交流も励んでいきたい」などと話した。