小田原を代表するよさこい系の祭り「えっさホイ!inダイナシティ2017」が9月3日、ダイナシティ・イーストイベント公園で開催される。
9月16日・17日に、県内のチームをはじめ埼玉県、千葉県、静岡県などから40チームが参加して開催される「第19回 ODAWARAえっさホイおどり」の事前企画として行う同イベント。高知のよさこい祭りを発祥とし、全国各地に飛び火した「よさこい系祭り」をベースとして誕生した小田原流の「えっさホイおどり」を披露する。
現在、小田原には15チーム前後あるとされており、踊り手も15人から多いところは50人を超えるチームも存在し、各地で活動している。各チームが目指すのは年1回開催される「ODAWARAえっさホイおどり」。1999年にスタートし、現在までに多くのチームが参加。見事に統制の取れた踊りを披露している。
小田原流の「えっさホイおどり」のルールは、小田原ゆかりの「おさるのかごや」のフレーズを曲中に入れ、併せて「えっさほいさっさ」の掛け声を挟み、踊る際には小田原風にアレンジした「猿子」という鳴り物を使うことが決められている。曲・振り付け・衣装などは自由なため、各チームの個性が競われる。
同イベント実行委員長の柏木隆良さんは「小田原の川東地区にもえっさホイおどりの元気をお届けしたい。プレイベントで盛り上がり、その熱気を『ODAWARAえっさホイおどり』につなげたい」と意欲を見せる。
当日は11チームが参加し、2部制(1部=11時~12時、2部=13時~14時)で演舞を披露する。