「江之浦ダイビングサービス アクアランド」(小田原市江之浦、TEL 0465-29-0056)で11月12日に行われる「江之浦漁港バリアフリーダイビングフェスティバル」に向けてプレイベントの第1弾が9月24日に開催された。
神奈川県が推進するシープロジェクト「Feel SHONAN」の一環で2016年9月から始まった「江之浦漁港バリアフリーダイビングフェスティバル」。神奈川の海に親しむ機会を提供し、心身のリハビリテーションに役立ててもらうことを目的として開催。障がいのあるダイバーや高齢者ダイバーが小田原・江之浦の海を楽しんだ。
参加者からは「またダイビングがしたい」「海がきれいで別世界」「体が身軽になりとても楽で楽しかった」などの声が上がり、次回への参加希望も多かった。
今回はこうした声を取り入れて、プレイベントを2回行い、ダイビング技術の習得と海に慣れてもらうことにした。第1弾の9月24日には10人のダイバーが参加。インストラクターとボランティアスタッフなど含めて30人で行われた。基礎技術のマスター、海の中での安全、江之浦の海の状況把握などを行った。
プロジェクトを推進する野瀬勝利さんは「バリアフリーダイビングの持つ意味と参加ダイバーの喜びの大きさを知ることになり、やりがいを感じている。運営側もノウハウが身につき、インストラクターやボランティアスタッフの運営力も高まってきた」と話す。
10月22日はプレイベント第2弾を開催する予定。