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山北町で蒸気機関車「D52」田んぼアート、名残惜しみつつ稲刈り

稲刈り(昨年の様子)

稲刈り(昨年の様子)

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 小田原足柄異業種交流勉強会は、鉄道の町・山北町の田んぼで「蒸気機関車D52」を描いた田んぼアート「デコニが走る!」の稲刈りを10月14日に予定する。

抜穂祭の様子

 山北町は1889(明治22)年から東海道本線の箱根越えルートとして開通した御殿場線の拠点駅としての役割を担った鉄道の町。連結操車のため多くの鉄道マンが働き、大正から昭和にかけて栄えた。当時活躍したのが「デコニ」こと蒸気機関車「D52」で、箱根越えのヒーローとして親しまれてきた。

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 同勉強会が主催するプロジェクト「おだあし田んぼアート」では、客車を牽引して勇ましく箱根を越えていくヒーロー「デコニ」を田んぼアートで再現するため6月12日に田植えを行った。設計図を作って田植えの作業を精密に行った結果、「デコニ」の姿が見事に現れた。

 同プロジェクトで中心メンバーを務める志村成則さんは「鉄道の町・山北町のヒーロー『デコニ』の汽笛が聞こえるよう」と笑顔を見せる。

 稲刈り当日は、豊作を感謝して報徳二宮神社による「抜穂祭」を行う。神事の終了後に稲刈り。毎年、「刈ってしまうのが残念だしもったいない」の声が上がるが、参加者が手分けをして稲を刈る。昼食には、地元の食材を使った料理などを提供するほか、カフェも出店する。

 志村さんは「恒例となった田んぼアート。山北町の豊富な水資源が神奈川県の水道を支えている。このことに思いを寄せて来年も田んぼアートに挑戦する。当日はおいしそうなお米が収穫できそう」と話す。

 開催時間は8時30分~13時30分。参加費は、大人=2,000円、小学生以下=1,000円、未就学児=500円(以上、カフェ・ランチ、保険料含む。収穫米は送付される)。

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